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openSUSE「SUSE Linux 10.0 OSS」にTomcat5とApache2をインストールし連携して動作するように設定する

ApacehとTomcatの連携 概要 openSUSESUSE Linux 10.0 OSS」のインストール(FTP)に引き続き、Tomcat5とApache2のインストールを行います。 Tomcat5とApache2は連携して動作するために、コネクタとしてmod_jkを使用します。 ソフトウェアのインストール手順 ライセンスの関係上、標準ではJava関係はインストールできません。パッケージリポジトリから手動でインストールする必要があります。ソフトウェアソースメディアを指定することでYaSTでインストールできるようになります。 YaSTを起動します。 [スタートメニュー]->[システム]->[コントロールセンター(YaST)] [インストールのソースを変更する]をクリックします。
「ソフトウェアソースメディア」画面が開くので[追加]をクリックします。
サーバ名 ftp.jaist.ac.jp サーバ上のディレクト /pub/Linux/openSUSE/distribution/SL-10.0-OSS/inst-source-java/ を指定して[OK]をクリックします。
[ソフトウェアのインストール/削除]をクリックします。 以下のパッケージをインストールしてください。 「java」で検索して以下にチェックを入れる。

Tomcat」で検索して以下にチェックを入れる。

  • mod_jk-ap20
  • tomcat5
  • tomcat5-admin-webapps
  • tomcat5-webapps

apache」で検索して以下にチェックを入れる。

  • apache2
  • apache2-prefork
  • apache2-worker

上記にチェックを入れ終わったら[了解]をクリックしてインストールを完了してください。 連携の設定手順 以下の作業はrootで行います: a. tomcat5-webapps パッケージのインストール(すでに諸氏はインストールしてあるはずだ) b. サンプル設定ファイル jk.conf を /etc/apache2/conf.d にコピーしてください。 # cp /usr/share/doc/packages/mod_jk-ap20/jk.conf /etc/apache2/conf.d c. サンプル設定ファイル workers.properties を /etc/tomcat5/base にコピーしてください。 # cp /usr/share/doc/packages/mod_jk-ap20/workers.properties /etc/tomcat5/base d. モジュール"jk"をapache2のmodules APACHE_MODULESに追加してください。 YaSTの"Editor for /etc/sysconfig Files"か、/etc/sysconfig/apache2を編集すれば可能です。 今回は「/etc/sysconfig/apache2を編集」の方法を使用します。 YaSTで、/etc/sysconfig/エディター を起動し、 Network WWW Apache2 APACHE_MODULESを表示します。 デフォルト値としてすでに access actions alias auth auth_dbm autoindex cgi dir env expires include log_config mime negotiation setenvif ssl suexec userdir php4 php5 が設定されているので、jkを付け加えます。 jk access actions alias auth auth_dbm autoindex cgi dir env expires include log_config mime negotiation setenvif ssl suexec userdir php4 php5
もし上記の方法ではなく、ファイルを編集で"jk"を追加した場合、次のコマンドでapache2の設定をupdateしなければなりません。 # SuSEconfig --module apache2 e. 必ずTomcatを停止してください。 YaST の "ランレベル・エディター" または次のコマンドから可能です。: # rctomcat5 stop f. 必ず、CATALINA_BASE を "/srv/www/tomcat5/base" に設定してください。 YaST の "/etc/sysconfig/エディター" か、 /etc/sysconfig/j2ee ファイルを編集すれば可能です。
g. tomcat サーバを起動します。 YaST の "ランレベル・エディター" または次のコマンドから可能です。: # exit <-- 一旦抜けると吉です $ su - <-- 再度rootになります Password: # rctomcat5 start h. apache2 サーバを再起動します。 YaST の "ランレベル・エディター" または次のコマンドから可能です。: # rcapache2 restart h. ブラウザで http://localhost/jsp-examples/http://localhost/servlets-examples/ を表示させます。
サンプルプログラムを表示させてみましょう。
表示できました。これでApache2とTomcat5の連携が確認できました。